こんにちは。桃亀です。
先日、京都で開催された
サークル参加してきました。
これまでは、
誰かと一緒にとか
誰かの同人誌や企画に
参加させていただいたりが
多かったのですが、
今回は初めて
最初から最後まで一人で行いました。
一人で行うということで、
分からない事だらけでしたが、
全て自分で決められるので
締切や突然の変更、追加も
自分次第というのが
私的にはプレッシャーに感じなくて
むしろ良かったと思っています。
なので
少し挑戦的なノベルティも
用意できたりと、
制作段階から楽しんで行う事が
出来ました。
いろいろ初めてづくしだった
今回のイベントを、
順を追って
振り返ってみようと思います。
はじめてのひとりで同人活動
- はじめての同人誌制作
- はじめてのひとりで同人活動当日
- はじめてのオフ会
1.はじめての同人誌制作
元々つい最近まで漫画家志望で、
軽い理由だと
漫画自体が好きで、
何かを妄想したり空想したりも好きで、
それを形にできたら
楽しいだろうなと思った、というのと
重い理由だと、
私が生きていたしるし、というか
証拠みたいなものとして
私が表現できる、漫画というのを
形（単行本など）として残してみたい、
というのがありました。
が、ここ数年で
同人誌や同人イベントの存在を知り、
特に重い方の理由は
同人誌で出来るのではないだろうか
という考えに至り、
また個人的に
20歳になった時点で
プロになっている、
もしくは近づいている状態に
なれなかったら
辞めようと思っていて、
何事もなく20歳になってしまった
というのもあり、
これからは漫画は個人で、趣味として
描こうという結論になっていました。
こんな長い前置きはともかくとして、
前々から同人誌というものを
いつか私も制作したいという想いがあり、
個人で参加するとなった時に
これは今なんではないのか、となり
漫画本を制作する事になりました。
個人的に、
長々とひとつの物語を描くのが
あまり得意ではなく、
2~4pで
短くまとめる方が得意なのもあり、
何かひとつのテーマで
短い話をたくさん作ろう
という構成は早めに決まったのですが、
肝心のテーマがなかなか決まらず、
本来長期休暇中に作業に入りたかったのに
その長期休暇中にも浮かばず、
ダラダラと過ごしていました。
長期休暇も終わる頃、ようやく
テーマが定まり、
短い話を
たくさん考えるようになりました。
短い話を描く、というのは
あまり多くの情報を入れられなくて、
簡潔に、伝えたい事や
描きたいものを定めて
それに対する始まり方、リアクション、
オチなどを考える
という流れになっている
（個人の考えです）
のですが、
今回は版権ものという事で
元々ある設定も考慮しつつ
このキャラの
可愛いところを見てくれ!!という
想いだけで描いてみました。
自分でいうのもアレですが、
最初に頒布物全体のテーマを
定めたのは
それに沿ったデザインや
話を考えられて楽だったので
正解だったな、と思っています。
最近ようやくデジタルで
漫画を描く方法も
なんとなく分かってきたので
それはいいのですが、
同人誌サイズでやるのは初めてだったので
設定から分からなくて、
印刷所のHPやネットで検索したりして
なんとか始める事が出来ました。
また、本当は時間もあまりないし
作業しているところを人に見られるのが
得意ではないので
だから家で作業できるように
長期休暇中に始めたかったのに、
のんびりしすぎて
結果学校でも空き時間にやる
という事になってしまい、
案の定同人経験のあるクラスメートから
チラチラ見られて口出される
（単純に声かけられるだけ）という、
個人的には
ちょっとやりづらいと感じる作業でした。。
（自業自得）
でも、私の通っている専門学校が
絵を描くところという事もあり、
先生やクラスメートにも
同人誌を制作しているという事が
バレ…伝わっても、
むしろ皆応援してくれるというのは
ありがたい環境でした。
そうこうしてなんとか脱稿…と思ったら
印刷所の方からミスを多々指摘され
また何度も修正するなどして
結局最初から最後までヒィヒィしてました。
これまでグッズなどを制作してて、
印刷所の方からの指摘はメールだったので
すぐ対応できていましたが、
同人誌の印刷所は
毎回電話での対応で、
普段マナーモードにしてる私は
なかなか取れなくて
本当に申し訳なかったです。
同人経験豊富なクラスメートは
脱稿したという喜びのために描いていて、
薬物的な中毒性があるので
脱稿ハーブと呼んでいましたが、
私はちゃんと実物が手元に届くまで
ハラハラしてて
脱稿したというだけでは
そのハーブは楽しめませんでした。
先述の重めな理由も叶った、
製本されたものを実際に手に取った時は
とても感動しました。
まぁ反省点はいろいろあるのですが、
とにかく描いたものが
形になったという喜びは
確かに中毒性あるかもな、
と思ったり。
だけど、拙い漫画本だけでは
なかなか手に取って貰えないかも…
という不安もあり、
何かノベルティをセットにしようと
思いつき、探していたら
テーマに沿っているようなものを
見つけたので
それも制作しました。
結果的に、
予告の時点でも結構好評だったので
良かったと思います。
ノベルティなくても
手に取ってもらえたかは
まだ自信ないです。
2.はじめてのひとりで同人活動当日
イベント前日。
私はあまりお金もないという事で、
前日の夜行バスで
現地まで向かおうとしていましたが、
イベント当日に
大型の台風が接近すると
連日報道されていて、
その日も
果たしてバスが運行するのか
という不安でいっぱいでした。
結果的に、
なんとか運行して
辿り着く事が出来ました。
ちなみに、
当日新幹線などで
行こうとしてたら
足止めされてました。
あぶねぇ。
前回サークル参加した際に、
イベント会場に直接搬入する
という形を取ったのですが
うまくいかず、
結果会場近くの郵便局まで
取りに行くなどして大変だった
という事もあり、
今回は会場まで
全て自分で搬入する事にしたので
荷物の量が尋常じゃなく、
これはこれで大変でした。
でも、後で考えたら
イベント当日は台風で、
全ての運送会社が
運送を取り止めていたりしたので
直接搬入でも詰んでました。
私の選択が結果全て正解だったのは
スゲェと自分でも思います。
それでも雨の中ようやく会場に着き
（早めに着いてよかった…）、
会場作りをお手伝いしながら
なんとか自分のスペースの
設営を行いました。
これまで、スペースの設営も
誰かに任せっきりで
自分先導でやった事がないので、
ディスプレイの想定を
事前にイメージしていきましたが、
そのおかげでバタつきはしましたが
なんとかそれなりの形には
なったのではないでしょうか。
どうせやるなら
ちょっとオシャレなカフェ感出したい
とか無駄に思ってしまったものの、
なっているかは定かではないですが…
これ以上頒布物多かったら
どうするんや…という
ゴチャゴチャ具合…
そしてイベントが開場。
台風の影響と初開催のイベント
という事もあってか、
いきなりどわーっと来るでもなく、
のんびりした感じで始まったのは
初参加勢としてはむしろ
ありがたかったです。
それでも、
私のスペースに立ち寄ってくださり、
本をはじめ頒布物を
お手に取ってくれる方も
結構いらっしゃり、
本当に…
圧倒的感謝…!!
というか、
初めて同人誌を描いて、
描いてる時も
これ需要あるのかなぁ、
めっちゃ余ったらヘコむなぁ…
とか思ってたので、
直接手渡しする事で
あぁ買ってくれる人って実在するんだなぁ
という実感があり、
より感動しました。
フォロワーって実在するんですね。
さらに、
挨拶に来てくださった方から
「いつもTwitterで見てます」とか
「予告から楽しみにしてました」と
声を掛けていただき、
ありがたさと申し訳なさと恥ずかしさと
愛しさと切なさと心強さと…（）
とにかく、即売会の良いところは
直接そういった声が聞ける事の
喜びだという事を
改めて実感しました。
また、
かなりのんびりした即売会だったので、
私もお土産に地元のお菓子持って
各スペースに挨拶に回れたり
他サークルさんの頒布物を
購入できたりと、
一般参加者としても楽しめました。
そしてイベントも無事閉会し、
開場を元通りにする作業を手伝いつつ
アフターイベントの
景品争奪ジャンケン大会も
楽しみました。
私も景品として
色紙を3枚ほど寄付しましたが、
私の色紙を懸けて
ジャンケン参加してくださるってだけでも
ありがてぇ…となってました。。
とにかく楽しみながら
今後の創作活動の活力までいただいた、
本当に感謝しかないイベントでした。
3.はじめてのオフ会
地方出身で、イベント後なども
すぐ帰らなきゃいけないという事が
多々あり、
毎回オフ会などに
誘っていただいても
参加できなくて申し訳ない…という
気持ちでいっぱいだったのですが、
今回は泊まりで、というのを
最初から決めていたので、
今回こそは…という感じで
初めてオフ会というものに
参加させていただきました。
荷物を一旦宿泊先に置いて、
会場となるレストランへ向かいました。
たまたま、
宿泊先として予約したところから
徒歩6分くらいだったので
行くのが楽で良かったです。
イタリアンのコース料理という事で
緊張しましたが、
参加者の皆さんと色んなお話が出来て
こちらもまた楽しかったです。
お食事も美味しかったです。
お酒飲めたらもっと楽しかったのかな。。（年齢的には飲めるんですが、
まだ飲んでないので
今回もジュースにしました。）
【終わりに】
今回は一人で準備から参加と
分からない事だらけで
いろいろ大変でしたが、
その分終わってみると
凄く充実したものとなりました。
自分の描いた漫画を
本にしたいという夢も叶いつつ
それをお手に取ってくださる方がいる、
という事が本当に夢のようで、
幼少に夢見ていた私に
教えてやりたいです。
夢は自力で叶えられると（自費出版）。
それを実感させてくれた
今回の事を活力にして
またこれからも頑張りたいと思います。
クラスメートの言ってた
脱稿ハーブならぬ
イベントハーブは
充分に味わって中毒になってます(笑)
まだ何の参加予定もないのに、
もう次出るとしたら
何を頒布しようかな～とか
考えてます（気が早い）。
以上、桃亀でした。
